2023年2月 施工完了
この建物は、全体的に鉄部の外装品が多く使用されており、錆の発生や劣化が進行している状態でした。鉄部が劣化すると、特に錆が進行することで、部材そのものが使用不可能になることがあります。こうした状態が続くと、最終的にはその部分を交換しなければならなくなり、修繕費用や手間も大きくなります。
そのため、今回の工事では、特に腐食が激しかった共用廊下の軒天デッキプレートの溶接補修を行い、鉄部の延命措置を施しました。溶接補修により、腐食した部分をしっかりと補強し、建物の安全性を確保しました。このように、鉄部の腐食が進む前に手を打つことで、長期的に建物を維持することが可能となります。
鉄部が多い建物では、定期的な塗装が重要です。適切な塗装で錆を防ぎ、劣化を遅らせます。塗装工事は、できるだけ短いスパンで定期的に行うことが望ましいと考えています。
また、外壁や屋根の状態も重要な要素であるため、鉄部の塗装に限らず、建物全体の状態を事前にしっかりと調査し、その状態に最適な施工を行うことが大切です。今後も、建物の長寿命化を目指し、鉄部や外壁、屋根それぞれの状態を丁寧に確認したうえで、最適な塗装工事を提供させていただきます。お客様の大切な資産を守るため、これからも高品質な施工を心掛けてまいります。
本工事におきまして、オーナー様、管理会社様、ご入居者様、ご近隣の皆さま、すべての関係者の方へ感謝申し上げます。








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