外壁塗装工事を決めたら、外壁の色を決めないといけないのですが・・・
「どうやって決めたらいいのか?」とっても難しいと思いませんか?
「塗り終わった後は、どんな感じになるのか?イメージできない。」
「実際に塗ると、イメージ通りの色になるのか?」
「塗装できる色は、何種類ぐらいの色があるのか?」
「今、流行の色は?人気のある色は?」
このようなお悩みや不安をお持ちの方のために、とても役に立つのが、「外壁カラーシミュレーション」です。それでは、色決めの流れをご説明いたします。
1.外壁カラーシミュレーションとは?
外壁カラーシミュレーションとは、実際の家(建物)の写真や図面に色をつけて、事前に塗装後の完成イメージを作成し、外壁塗装の色決めにとても役に立つツールです。
どんな色にしようか?この色を塗ったら、どんな感じになるのか?
大まかなイメージが沸きますので、少し時間がかかりますが、ぜひお試しください。
具体的にどのようの進めるか、ご紹介いたします。
希望の色や大まかなイメージなどをヒアリングさせて頂いた後、専用ソフト(Adobe Photoshop)を使って、最初は3~5パターン程度を作成し、ご提案をいたします。
各塗料メーカーなどの簡易的なカラーシミュレーションソフトもありますが、やはり実際の家の写真をカラーシミュレーションする方がイメージしやすいと思います。
簡易的なカラーシミュレーションソフト
・エスケー化研
http://www.sk-kaken.co.jp/simulation/
・スズカファイン (iPad専用)
https://www.suzukafine.co.jp/?page_id=16
・日本ペイント
http://www.hanacole.com/simulation/index.html
2.外壁カラーシミュレーションだけでは、失敗する!?
「えっ!どうして?」と思いました?
「外壁カラーシミュレーション」だけで、外壁の色を決めてしまうと、失敗することがあります。
「カラーシミュレーションで見た色とは違う!」ということがあります。
それは、カラーシミュレーションで見る色は、実際に塗装する色とは異なります!
パソコンの画面の種類、印刷したときにプリンター、紙の種類、部屋の明るさなどによって、色が大きく変わります。
だから「外壁カラーシミュレーション」だけで色を決めると、「思っていた色と違う!」ということがあります。
「えっ!では意味ないなぁ」と思われたと思いますが、本当のことです。
3.色決めで失敗しないポイントは?
外壁カラーシミュレーションでだいたいのイメージをつかんで、気に入ったイメージの実際に塗装する色は、「塗り板」で確認します!
「塗り板」とは、実際に塗装する材料と決めた色で塗装した(主にA4サイズ)
サンプルの板です。
「塗り板」は、実際に塗装する色なので、間違いないです。
この「塗り板」で実際に塗装する色を確認し、「外壁カラーシミュレーション」で全体のイメージをすることができれば、ほぼ失敗することはありません。
※弊社では、人気のある数色の「塗り板」はストックしておりますが、基本的に「塗り板」は受注生産になりますので、ご了承下さい。
また「塗り板」は部屋の中ではなく、家の外で確認するようにしましょう!
太陽の光と部屋の電気では、色が違って見えます。
また、実際に家の壁にあてて、少し離れて見てみると一層とイメージが沸きやすいと思いますので、ぜひお試しください。
もうひとつだけ、実際の塗装の色を確認する方法があります。
それは、同じ塗料、同じ色で塗った建物を見に行くことです。
人気のある色を選ばれると可能になります。
4.ズバリ!おすすめの色は?
ズバリ!おすすめの色は、申し訳ありませんが、お答えできません。
時々、色決めを「プロにお任せいたします」とおっしゃる方がおられますが、それはお断りさせて頂いております。おすすめもしないようにしております。
確かに私はプロで、たくさんの色の家を見てきた経験がありますが、人の好みは、まさに「十人十色」です。私が色決めすると、私の好みの色にしかなりません。
高額な費用をかけて塗装すると簡単に変更できません。
だからこそ、しっかりとご納得頂けるまでご提案させて頂きますので、ご自身のご納得される色をぜひ決めてください。
弊社では、カラーシミュレーションを何パターン作成しても、塗り板を何枚作成しても、もちろん無料です。
ただし、色は無限にありますし、たくさん作成してもただ迷うだけです。
しかもその分時間が無限にかかりますので、ほどほどでお願いいたします(汗)
5.まとめ
いかがでしたでしょうか?
外壁塗装の色決めのコツは、「外壁カラーシミュレーション」で全体のイメージを決めて、「塗り板」を家の壁にあてながら、ご自身でご納得される色をしっかりと時間をかけてでも、決めることと思います。
ぜひ外壁塗装の色決めを楽しんでみてください。
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